山田水産のこれから Future
進化と継承 〜Go Forward〜
山田水産は幾多の逆境、壁にぶつかりながらも、現状に満足せず、モノづくりへの熱い情熱を胸に、今日の姿を築きあげて来ました。
食文化はますます多様化し、水産業を取り巻く環境は常に変化して来ています。
そんな中、皆様に選ばれるためには、敏感に時代の行方を感じ取る力と、古いからを脱ぎ捨てて現状を打破する勇気が必要となります。
「戦うこと、挑むこと、決してひるまず、前へ前へ」。
Go Forwardの精神、それが山田イズムです。この強い信念を次の世代へ継承します。
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有明事業所 養鰻場
2011年8月、韓国で閉鎖循環式によるうなぎの養殖が上手くいっているという情報をもとに現地を視察。その年の12月より試験棟を建設。試験期間3年を経て2014年12月、既存の養鰻スタイルとは全く違った閉鎖循環式の第5養鰻場を新設。これは日本初の導入であった。その経験も生かし、その後既存の設備にも高濃度酸素溶解装置を導入し鰻の飼育管理、品質の向上を果たす。美味しい鰻、蒲焼を作るためにこれからも探求心を絶やさずうなぎと向かい合っていく。
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志布志工場(フライライン)
2017年7月に完成。近海で水揚げされた脂の乗った鮮度の良いアジ・イワシなどを、こだわりの薄衣でフライまで仕上げ急速冷凍までを行っている。また、工場の一角に冷風乾燥機も備え干物の加工も行う。隣接する商業施設の「うなぎの駅」はレストラン、ショップを兼ね揃え鹿児島県志布志市の周遊観光、イベント開催地として利用されている。
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石巻第3工場 冷凍庫
2019年3月に石巻市に建設された冷凍庫。加工用の原料を保管するとともに、凍結原料の保管にも活躍する。広さは700坪、保管量は5,000tを誇る。ここで保管された原料は世界各国へ輸出されている。
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石巻第3工場 鯖ライン
「とろさば照り焼き」をメインに加工する 照り焼きラインを2019年に増設。ラインは極力人を減らすべく、効率的に配置しており、包装工程ではロボットアームを使用している。最新式の省エネ焼成機を導入し、ふっくらと焼き上げるのが特徴だ。