山田の勝負メシプロジェクト始動!!

YAMADA'S
“SYOUBU-MESHI”
山田の勝負メシ

「勝負メシ」うなぎを食べて、目指せ、大学選手権2連覇!

勝負メシとして、うなぎを食べてもらってもう3年目になりますが、サポートをさせてもらってから、社内でもラグビーを見る社員が増えました。自分たちの作ったうなぎがスーパーに並んでいるということももちろん励みになりますが、「あの選手が勝負メシとしてうなぎを食べている」ということでもっと社員のモチベーションが上がっています。

選手たち、うなぎが大好きなんですよ。学生時代、うなぎなんてなかなか食べられないですから、いつもとても喜んでいただいています。美味しいですし、栄養価も高いですしね。

明治大学ラグビー部 うなぎの蒲焼
画像:明治大学ラグビー部提供

選手たちには普段とういう食事指導をされているんですか?

大学生なのでプロフェッショナルになりすぎるのもよくないと思っています。チームの管理栄養士も同じ考え方なので、まずは残さず食べるというような初歩的な部分を教育するようにしています。

管理栄養士の仕事って、栄養価に対しての指導もあると思うんですけど、明治大学の場合は「ご飯粒まで残さず食べなさい、綺麗に食事をしなさい」というところも指導して頂いています。明治大学からサントリーのチームに進む選手もいるんですが、サントリーの管理栄養士が「明治大学の選手はきっちりと綺麗にごはんを食べるのですが、管理栄養士の方ってどんな方ですか?」と聞かれたことがありました。

栄養の知識ももちろん大切なんですが、寮で出されているメニューはすべて栄養を考えられたものばかりなので、まずはそれをしっかりとちゃんと食べるというのが一番大事なんです。だからうちの選手たちは、マナーの部分も含めてきっちりと食べますね。

生活習慣も含めての一流の選手だということですね。

野球の大谷翔平選手もそうですが、今活躍されているトップアスリートの話を聞いても、センスや能力だけではなく、日頃の練習への取り組み方や生活習慣が大事ですよね。

イチロー選手も準備が大事だと言っていますもんね。

普段の生活がしっかりしている選手はラグビーをやってもしっかり取り組みます。朝決まった時間に起きてごはんを食べる選手と朝ギリギリに起きてバタバタとごはんを食べるのでは、食事に対する意識も違ってきますからね。そういう部分は練習に対しての準備にもあらわれてくると思っています。

試合が終わったあとの食事はどんなことに気をつけているんですか?

試合や練習後が40分以内にしっかりと食べることです。一番は炭水化物を摂るのが好ましいですが、食事をすることが難しい場合は、ゼリーでエネルギーを補給するように伝えています。

学食

筋力的な部分ももちろんですが内臓が強くないといけないですね。

そうですね。きちんと食事をとらない選手はケガやコンディション不良が多いですね。しっかり食べられる選手はやっぱり元気なんです。胃袋は大事ですね。僕の現役のころも強かった選手はみんなたくさん食べていました。

食べる力ってやっぱり人間の生命力そのものですよね。最近、ラグビー業界に限らず、食べることに力を入れはじめている印象があります。僕は日本のアスリートは最終的に、「食」が大事になってくるんじゃないかなと思っているんですよ。
魚ってどうしても調理が面倒くさいので、調理師さんから敬遠されがちなので、そこをクリアにできるように簡単に調理できる商品を開発しています。

私たちも必ず魚を使ったメニューを食べています。今日の朝も魚を食べました。海外の選手は漁獲量の問題もあって、昔からオメガ3を摂取している人が多いと聞きますが、日本人は魚を食べられる環境にあるので元々のEPAの含有量が多いらしいです。でも日本も洋食化が進んでいるので、EPAの含有量が下がってきているらしくて…

対談風景

言ってくださいよ!EPAとDHAの会社なんで!(笑)
実はうなぎって脂質があるのに糖質は低いんですよ。山田水産のうなぎは鰻師が餌の脂量を徹底管理しているので、うなぎが自らの体内で脂を出しています。だから良質でナチュラルな脂なので、食べても胃もたれをしません。今度たくさんうなぎをお送りするので、1人何匹食べられるか試してみてください(笑)

うなぎチャレンジですね(笑)選手たちも喜びます!

先日のサッカーワールドカップも前日の勝負メシがうなぎだったというおはなしを聞いたときに、アスリートもやっぱりうなぎを食べるとテンション上がるんだなと改めて感じて。勝負メシとして大勝負の前に、うなぎを食べる文化があったら日本らしくておもしろいと思ってこのプロジェクトをスタートしました。
選手のみなさんにも喜んでもらえて、うなぎ業界全体にとっても明るい話になるといいなと思っています。そして日本の食文化にも注目してもらって、和食ってやっぱりいいなって世界に広がってくれると嬉しいです。

明治大学も昨年から福島県いわき市産のコシヒカリのブランド米「Iwaki Laiki(いわきライキ)」を応援しようということで、毎年5月に開催する北島ラグビー祭というイベントでもブースを出して販売しています。今後は山田水産さんの商品ともそういったコラボができるとおもしろいですね!

明治大学公認の鯖ということで山田のフライも出しましょう!(笑)
山田水産も一丸となって、明治大学ラグビー部を応援しています!
田中監督、今日はお忙しいところ、貴重なおはなしをありがとうございました!

田中 澄憲

RUGBY 田中 澄憲 監督 KIYONORI TANAKA

明治大学ラグビー部監督。報徳学園卒業後、明治大学に入学。1996年の大学3年からスクラムハーフとして出場。大学選手権では優勝、翌年には主将に就任した。大学卒業後はサントリーに入社。2005年には7人制日本代表に選出され、ワールドカップに出場。2011年に現役を引退後、サントリーのチームデレクターに就任。2017年、明治大学ラグビー部ヘッドコーチに就任した。2019年、第55回全国大学ラグビー選手権大会において天理大学を破り、明治大学を22年ぶりの大学日本一へと導いた。

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