山田水産株式会社

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鰻師日記

自由研究の巻

2014年08月24日 22:38

週末に東京、宮崎からKIDsが弊社に見学に来ました。
目的は、小学校の夏休みの宿題になっている、
『自由研究』のため。

地元の小学校の社会科見学では恒例になっているものの、
自由研究のためにというのは、レアなケース。

専務の知り合いの二家族の子供たち3名と、専務の末っ子も
案内役として加わり、4名のKIDsが加工場、養鰻場を見て回りました。

うなぎを割くところ、蒸し、そして焼くところから製品になるまでの工程、
そして養鰻場の設備と、給餌の様子の見学。

いろいろな質問が飛び出し、『うなぎさんは何時間寝るんですか?』
という質問に、私もちゃんとは答えられず、シドロモドロニ、、、、。
子供たちの質問というのは、ほんとに『ドキッ』とするものがあって
毎回新鮮さを感じます。

また、同行されているお父さん、お母さんからも色々と質問され、
商売とは関係なく、自分たちが食べる食べ物として、興味があり
子供たち以上に質問され、こちらもついつい熱がこもってしまったり。

子供たちは見学以外に、鰻の蒲焼ギフト作りも体験しました。
これは子供たち用に無地の箱を用意して、そこに思い思いに絵をかいたり、
文字を書いたりして箱を作り、その中に蒲焼きの真空パック、タレの小袋を入れて完成。
送り先はお友達だったり、おばあちゃん、おじいちゃんだったり?

全ての見学、作業が終わったら専務からのプレゼント。
何と、KIDs用の『鰻師Tシャツ』が一人一人に渡されました。
男の子は黒、女の子はピンク色で。
嬉しくてその場で着替えた男の子たちは、プロモーションビデオの真似をして
正拳突きをしていました。 やっぱり男の子ですね。

夏の楽しい思い出、そして『うなぎ』が彼、彼女たちの心に残ってくれることでしょう。

 

フォロワーさんと

2014年08月19日 21:57

先日の夕方、第2養鰻場で給餌の巡回をしながら
右の写真を撮ってツイートしたところ、思わぬ展開に
なったので、紹介します。

私 : 月末に出荷のうなぎ君達。元気に餌を食べてます(^^)。

Dさん : 毎日暑いですね。
鰻さんたち、茹だってしまわないか心配して
おります。(笑)

Dさん : そうそう、前から聞きたかったんですけど、
餌食う時って、カゴを上げて空中で食わせる
もんなんですか?

私 : 写真ではそう見えますよね。餌を入れるカゴは深さ
60cmで水中に30cm、水面上に30cm出ていて、
うなぎ君達の状態がいいと、池内のうなぎ君達が一気に集まって来て、
こうして餌を持ち上げて水面を超えて餌を食べるのでそんな風に見えるんです(^^)。

Dさん : ほぉ〜〜っ! ちょっと感動! そうなんですね。 ありがとうございます!

Sさん : 鰻食べたい〜ヽ(;▽;)ノ

Dさん : 考えるだけで美味しいよね。

私 : ほんと鰻、美味しいですよね。 今晩食べよっと。役得役得(^^)。

Dさん : うわーーーー! ((((;゚Д゚)))))))

Sさん : 羨ましい〜‼︎うちなんて安い安い鯖の味噌煮なのにヽ(;▽;)ノ

Dさん : ウチは暑いからざるうどん。

Tさん : うち、ホッケ。

Dさん : ううう。 悔しいから缶詰めでも開けようかしら。 (笑)

私 : では、鰻。いただきます(笑)

Sさん : どうぞ(^∇^)私達にお構いなく堪能して下さい‼︎

てな感じでした。
この方々、もちろんお会いしたことはなくSNSでつながった方々です。
4人のやりとりに展開した話題は『うなぎ』。
みなさん、うなぎ好きなんですね。

雑草魂

2014年08月11日 22:19

先日ふとテレビのチャンネルを切り替えていたら、
ついつい見入ってしまった番組がありました。

タイトルは『最強のクローザー、不屈の雑草魂』
メジャーリーガー・上原浩治
NHKのプロフェッショナルです。

最近はあまり見ていなかったこの番組、
たまに気になる人、タイトルで事前にチェックして
録画しておくことはあるけれど、今回は全くノーマーク
でした。

私も高校まで野球を続けていたので、野球は好きだし、
野茂以来メジャーで活躍する日本人選手についつい
興味をひかれてしまいます。 アメリカ好きですし。

昨年のワールドシリーズで BOSTON RED SOX のピッチャー上原が最後のバッターを
仕留めたシーンはしっかり記憶に残っています。
日本での巨人時代も最初は活躍していたけれど、すごい選手という印象は私の中にはない。

そんな選手がメジャーに挑戦し、挑戦し続けこうして結果を出す。
なぜそれを成し遂げることが出来たかは、番組を見れば納得です。

『雑草魂』とはよく言うし、聞く言葉であるけれど、ポイントは『不屈の、、、、』
というところ。
また、私の心にスイッチを入れてくれました。

以下は番組解説の引用文です。

日々、大きなプレッシャーにさらされるクローザーの仕事。その重圧と闘う上で、上原さんが大切にしていることがある。それは試合中のことではなく、試合の前後に行う徹底した“準備”だ。
試合の日の朝、上原さんは必ずいちばん乗りで球場入りする。そして試合のあとも、必ずいちばん最後に球場をあとにする。球場で過ごす時間を増やすことで、誰よりも時間をかけてマッサージを受け、疲れを最小限に抑える。さらにその上で、トレーニングなどの調整も誰よりも細やかに行う。
常に準備を徹底することで、自分の中で不安要素となりうるものを1つ1つ消していく。そして毎日、それを怠らずに続けることで、「自分は誰よりも準備してきた」という自負が持てるようになっていくという。
「1日でも今日はいいやと思って準備を怠れば間違いなく打たれる。自分を信じられるようになるために、努力するわけ。練習するわけ。」(上原さん)
強気なピッチングで知られる上原さんだが、その強い気持ちを作り出しているのは、誰よりもコツコツと積み上げてきた地道な“準備”だ。
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