山田水産株式会社

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鰻師日記

GO FORWARD!

2014年10月01日 22:32

10月1日本日をもって山田水産有明工場
16年目を迎えました。


我社には、『15年の積み上げた歴史』等
という 考えはなく、
一年間ガチンコ勝負×15回=15年目
というのが山田流。


16回目のガチンコ勝負のスタートとして
今朝は朝礼でソウルフルに『鰻師の蒲焼』を
全員で歌い上げ
てスイッチ入れました。

さあ GO FORWARD!

運動会

2014年09月28日 21:25

今日は娘たちの小学校の運動会でした。

とっても天気が良く、陽射しも強くて暑かったですが、
最高の運動会日和でした。
暑さで気分を悪くしてしまった児童も何人か見受けられ
ましたが、予定通りのプログラムは全て行われました。

全校生徒が119人の田舎の小学校の運動会なので、
高学年の児童たちは、自分の競技の他に色々な係りが
あって結構忙しく動いていました。
ちなみに長女の係りはスタートのピストル係。
私も小学生の時にやりたかったけどできなかったやつで
ちょっと羨ましかったり。

6年生の長女にとっては小学校最後の運動会。
クラスの徒競走では1位となり、有終の美を飾ることができました。
また最後なので、2年生の次女とママを入れた4人での家族対抗リレーにも参加。
次女、ママ、パパ(私)、長女の順で200mを走る訳ですが、次女の好スタートから1位で
バトンが渡り、そのまま1位で長女はゴール。
マラソンで言う、いわゆるファンラン的な方もいらっしゃいますが、加藤家はあくまで
ガチで勝負にこだわりました(笑)。
ちなみに次女も徒競走で1位。リレーの選手にもなってました。

ほとんどが私よりも年齢の若いお父さん方です。
まだまだ負けていないと思っていましたが、サッカーなどで体を動かしている人の
走り方を見ると、流石に速くガチでの勝負は負けてしまうのか、、、、とちょっと心配に
なりました。
次女が卒業するまでは、負けないようにまだまだ鍛えていかないと。
パッと見渡せば、ランナーらしき人は見当たらなかったのでマラソンなら負けないと思う
のですが、サブ3.5、サブ3の方がいたりして、、、、、。

いずれにせよ、ずっとカッコイイパパでいなきゃと誓った今日の運動会でした。

決起集会 

2014年09月21日 22:15


先週の9/17、久しぶりに鰻事業部のメンバーが集まりました。

目的は既にスタートが切られている、戦いが始まっている
2015年の夏の土用の丑の日に向けての、戦い方、心の準備を
今一度メンバーで認識、共有しこれから本格的に忙しくなる
秋、冬、そして丑の日までしっかり乗り切って行こう、戦って行こう
というもの。

まずは、専務からの話があり、次に日本オリンピック協会
専任トレーナーの部谷祐紀(ひだに ゆうき)さんによる講演がありました。

部谷さんはボート競技の日本代表チームのトレーナーで、2012年の
ロンドンオリンピックにもトレーナーとして参加された方です。
トップアスリートを自らの知識と技術で支え、ごく近い位置から
第一線で戦う選手たちを見ており、現在も尚選手に帯同し、
世界を転戦している方です。

その部谷さんに講演の依頼をしたのは、もちろん弊社専務ですが、
(何故知り合いなのかは省きます)、『戦う・勝負・チームワーク』という
ところに共通点を感じ、部谷さんも山田水産のウナギのファンということで
お忙しい中、快く引き受けて頂きました。

さて、講演の内容ですがそれはまた、次回のお楽しみということで、
しばし、お待ちを、、、。

しんけんにしけん

2014年09月16日 23:29

先週の金曜日、福岡で試験を受けてきました。

何の試験かというと、
『特殊高圧ガス取扱主任者』という資格試験。
8月末に2日間の講習があり、12日の金曜日に
試験が行われたという流れ。

2日間の講習はかなり内容の濃いもので、
これは侮れない、しっかり勉強しないと受からない、
と感じたものの、それ以降日々の業務に追われ、
試験対策としては何も手が付けられずに試験まで
あと1週間となってしまう始末。

講習を受けたので、絶対温度だの、状態方程式、
ボイルシャルルの法則、と高校時代?に聞いたこと
があるような単語は頭の中にあるのだけれど、
それが何の事だか理解はできておらず、、、。

流石に焦って試験前の2日間は図書館に行き、 過去問を解きながら、テキストにマーカーを
引き 一つ一つ覚えていきました。

15問中9問以上の正解で合格と聞いていたので、 過去問を解いては7問正解、8問正解と中々
合格ラインには届かず、焦りはますます増大。

しかし、6回分の過去問を一通り終え、2回目に なると、ポイントや傾向も掴めてきて
合格ラインを 超えれるようになりました。

さて、試験当日。
前日入りしたので、いつものように早朝に起きて、 福岡で朝ランといきたいところでしたが、
流石にその余裕は無く、ホテルでギリギリまで 過去問を解き、おさらいを繰り返し試験に
臨みました。

試験を受けた後の手応えは?
『バッチリ合格間違い無し!』とは残念ながら断定はできず。
一緒に受けた人と、答え合わせをして、お互い不安ながら 『大丈夫か?』と
柔らかく握手はしたものの、、、、。

さて、結果はいかに。
合格発表は10月の中旬。 でも確かその前にネットで解答が発表されるとか。
自己採点はドキドキです。

経験はないけれど

2014年09月07日 23:26

錦織圭『にしこりけい』。
やってくれました。

テニスの4大大会の一つ『全米オープン』
で今日早朝に行われていた準決勝で
世界ランク1位、セルビア出身の
ノバク・ジョコビッチに勝ち、
決勝戦に進出です。

準決勝進出で一気に話題、報道にも熱が
入り気にはなっていたけれど、
ネットでのチェックもせず、今朝も 普通に
各養鰻場を巡回し、事務所に戻り早朝のショートミーティングを終え、みんながブレイクし
各養鰻場に戻る時、第4養鰻場のリーダーの田口から 『錦織勝ちましたね!』と一言。

気にはなっていたものの、まさか勝つとは思っていなかったので、『まじ、スゲーっ』て
思わず言葉を発してしまいました。
仕事を終えて早速TVをつけると、勝利の場面を見ることができ、
テニスの経験はないけれど、自然と鳥肌が立ってしまいました。

以前もブログで書いた気がするけれど、歳を重ねるにつれ、『日本代表』、『日本』、
『日本人』、という言葉、響きに妙に敏感になって特にスポーツはどんな競技でも、
応援したい気持ちに自然となってしまいます。

さすがに最近は、周りに外国人がいることが結構普通で、電車に乗ればアナウンスは日本語、
韓国語、中国語、もちろん英語も流れるし、東京のコンビニではレジの人が外国人っていう
のも珍しくない。
でも私が育った幼少時代、そして20年前の学生時代でさえまだまだ外国人はそう身近には
居なかった気がする。
日本は島国だし単一民族の国なので、日常生活の中で日本人をあえて意識する場面は
少ない気がする。

外国に行けばもちろん、日本を意識、感じることはできるわけだけれど、
この『日本』、『日本人』という感覚はとっても大切でもっともっと誇りに思っていいと
最近感じます。

で、私が今している仕事は日本の食文化を代表する、『うなぎ』に係ること。
『土用の丑の日』なんてものもある。 『日本食』が世界で人気と言われて久しい
気もしますが、まだまだ『ナンチャッテ』が多いとも聞きます。
錦織圭が日本、日本人を世界に知らしめたように、私達もいつか『うなぎ』で世界に日本を
感じさせたいと思う、日曜の夜でした。

英語でのインタビュー、カッコ良かったなぁ~~。

初出荷

2014年09月06日 21:47

先週の29日、昨年末に池入れたシラスウナギ君達が
成長しようやく初出荷を迎えました。

海、河口で採れたシラスウナギ君達がやって来て、
池に放たれ、環境に慣らし、餌付けしてからちょうど
約8か月、長いと言えば長いし、あっという間と言えば
あっという間でした。

今期池入れのシラスウナギ君達は、餌付けから、
春、梅雨時期、夏と特に大きな病気にかかること無く
出荷を迎えました。

今期は例年通りの量が池入れできたので、これから
150回を超える出荷が始まります。
出荷のペースは9月、10月と徐々に上がって行き、
それ以降はひと月に100トンを超える出荷量になる
予想。

しかし、その予想通りに行くか行かないかは今後の
飼育管理次第です。
これから秋を迎え、年越しの冬、そして春へと季節は変わります。 給餌は毎日続き、
その日その日の餌を食べた、食べないという短い視点と、いつ頃出荷になるか、
という数か月先の長い視点の両方を持ち合わせて管理にあたることがポイント。

20年、30年と経験の長い先輩方はそれが、肌で、感覚で分かっていて、毎年毎年
トラブルなく安定して出荷に結び付ける。
私達の経験はまだ20年に届かないけれど、謙虚な姿勢と探究心、実直さを持って
残るウナギ君達を出荷まで順調に育ててあげたい。

自由研究の巻

2014年08月24日 22:38

週末に東京、宮崎からKIDsが弊社に見学に来ました。
目的は、小学校の夏休みの宿題になっている、
『自由研究』のため。

地元の小学校の社会科見学では恒例になっているものの、
自由研究のためにというのは、レアなケース。

専務の知り合いの二家族の子供たち3名と、専務の末っ子も
案内役として加わり、4名のKIDsが加工場、養鰻場を見て回りました。

うなぎを割くところ、蒸し、そして焼くところから製品になるまでの工程、
そして養鰻場の設備と、給餌の様子の見学。

いろいろな質問が飛び出し、『うなぎさんは何時間寝るんですか?』
という質問に、私もちゃんとは答えられず、シドロモドロニ、、、、。
子供たちの質問というのは、ほんとに『ドキッ』とするものがあって
毎回新鮮さを感じます。

また、同行されているお父さん、お母さんからも色々と質問され、
商売とは関係なく、自分たちが食べる食べ物として、興味があり
子供たち以上に質問され、こちらもついつい熱がこもってしまったり。

子供たちは見学以外に、鰻の蒲焼ギフト作りも体験しました。
これは子供たち用に無地の箱を用意して、そこに思い思いに絵をかいたり、
文字を書いたりして箱を作り、その中に蒲焼きの真空パック、タレの小袋を入れて完成。
送り先はお友達だったり、おばあちゃん、おじいちゃんだったり?

全ての見学、作業が終わったら専務からのプレゼント。
何と、KIDs用の『鰻師Tシャツ』が一人一人に渡されました。
男の子は黒、女の子はピンク色で。
嬉しくてその場で着替えた男の子たちは、プロモーションビデオの真似をして
正拳突きをしていました。 やっぱり男の子ですね。

夏の楽しい思い出、そして『うなぎ』が彼、彼女たちの心に残ってくれることでしょう。

 

フォロワーさんと

2014年08月19日 21:57

先日の夕方、第2養鰻場で給餌の巡回をしながら
右の写真を撮ってツイートしたところ、思わぬ展開に
なったので、紹介します。

私 : 月末に出荷のうなぎ君達。元気に餌を食べてます(^^)。

Dさん : 毎日暑いですね。
鰻さんたち、茹だってしまわないか心配して
おります。(笑)

Dさん : そうそう、前から聞きたかったんですけど、
餌食う時って、カゴを上げて空中で食わせる
もんなんですか?

私 : 写真ではそう見えますよね。餌を入れるカゴは深さ
60cmで水中に30cm、水面上に30cm出ていて、
うなぎ君達の状態がいいと、池内のうなぎ君達が一気に集まって来て、
こうして餌を持ち上げて水面を超えて餌を食べるのでそんな風に見えるんです(^^)。

Dさん : ほぉ〜〜っ! ちょっと感動! そうなんですね。 ありがとうございます!

Sさん : 鰻食べたい〜ヽ(;▽;)ノ

Dさん : 考えるだけで美味しいよね。

私 : ほんと鰻、美味しいですよね。 今晩食べよっと。役得役得(^^)。

Dさん : うわーーーー! ((((;゚Д゚)))))))

Sさん : 羨ましい〜‼︎うちなんて安い安い鯖の味噌煮なのにヽ(;▽;)ノ

Dさん : ウチは暑いからざるうどん。

Tさん : うち、ホッケ。

Dさん : ううう。 悔しいから缶詰めでも開けようかしら。 (笑)

私 : では、鰻。いただきます(笑)

Sさん : どうぞ(^∇^)私達にお構いなく堪能して下さい‼︎

てな感じでした。
この方々、もちろんお会いしたことはなくSNSでつながった方々です。
4人のやりとりに展開した話題は『うなぎ』。
みなさん、うなぎ好きなんですね。

雑草魂

2014年08月11日 22:19

先日ふとテレビのチャンネルを切り替えていたら、
ついつい見入ってしまった番組がありました。

タイトルは『最強のクローザー、不屈の雑草魂』
メジャーリーガー・上原浩治
NHKのプロフェッショナルです。

最近はあまり見ていなかったこの番組、
たまに気になる人、タイトルで事前にチェックして
録画しておくことはあるけれど、今回は全くノーマーク
でした。

私も高校まで野球を続けていたので、野球は好きだし、
野茂以来メジャーで活躍する日本人選手についつい
興味をひかれてしまいます。 アメリカ好きですし。

昨年のワールドシリーズで BOSTON RED SOX のピッチャー上原が最後のバッターを
仕留めたシーンはしっかり記憶に残っています。
日本での巨人時代も最初は活躍していたけれど、すごい選手という印象は私の中にはない。

そんな選手がメジャーに挑戦し、挑戦し続けこうして結果を出す。
なぜそれを成し遂げることが出来たかは、番組を見れば納得です。

『雑草魂』とはよく言うし、聞く言葉であるけれど、ポイントは『不屈の、、、、』
というところ。
また、私の心にスイッチを入れてくれました。

以下は番組解説の引用文です。

日々、大きなプレッシャーにさらされるクローザーの仕事。その重圧と闘う上で、上原さんが大切にしていることがある。それは試合中のことではなく、試合の前後に行う徹底した“準備”だ。
試合の日の朝、上原さんは必ずいちばん乗りで球場入りする。そして試合のあとも、必ずいちばん最後に球場をあとにする。球場で過ごす時間を増やすことで、誰よりも時間をかけてマッサージを受け、疲れを最小限に抑える。さらにその上で、トレーニングなどの調整も誰よりも細やかに行う。
常に準備を徹底することで、自分の中で不安要素となりうるものを1つ1つ消していく。そして毎日、それを怠らずに続けることで、「自分は誰よりも準備してきた」という自負が持てるようになっていくという。
「1日でも今日はいいやと思って準備を怠れば間違いなく打たれる。自分を信じられるようになるために、努力するわけ。練習するわけ。」(上原さん)
強気なピッチングで知られる上原さんだが、その強い気持ちを作り出しているのは、誰よりもコツコツと積み上げてきた地道な“準備”だ。

始まりました!

2014年07月29日 11:10

いよいよやって来ました! 2014年夏土用の丑の日。

前日の昨日は初めての奈良県、近鉄百貨店の橿原店、
中島水産の売り場で店頭販売してきました。

13時から入ったのですが、平日ということもあり
お客様の数もやや少なく感じましたが、やはり
うなぎを買い求めに来ているお客様は多くいて、
私の呼び込み、説明を聞いてたくさんの方に
買って頂きました。

心配していたアウェー感は無く、気持ち良く店頭販売が
出来ました。
昨日は私以外に約10名のメンバーが店頭販売に
立ちましたが、正直お客様の数自体が少なく、
例年の前日に比べ今一つだった店舗もあったようです。

鰻を取り巻く環境は毎年のように変わり、相変わらずメディアに取り上げられていますが、
私達は生産者としてこうしてお客様と年に一回接することで、現場の状況を肌で感じることが
出来るのはとっても良い機会です。
私達の商品をもっとお客様に知って頂く、一人でも多くのファンの方を増やしていく。

さあ、今日は丑の日本番です。
すでに各店舗では鰻師達が元気よく、声を出して店頭販売が始まっています。
私もこれから京都に移動、伊勢丹に出陣です!
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